はじめまして、Masterのyukiです。
今年で50歳になってしまいました。
そこで、自己紹介を兼ねて私目の半生を披露させていただきましょう。

　生まれは、京都は鹿ケ谷、哲学の道のほとりです。
ご多分に漏れず、高校時代に演劇に魅せられ、
役者を志すも制作（音響、照明）の効果を痛感。
その道を極めるため、関連のアルバイトに明け暮れる毎日。
結果、学業を全うするこもなく、東京音響通信研究所に入所。
ここから人生がガラガラと回りだした。

　若いころは、体力と自信にまかせていろんな仕事をやりました。
アメリカまで行ってコンサートをしたこともあります。
この時、隣の会場ではローリングストーズの全米ツアーをやっていて、
随分悲しい想いをしたものです。

　キャンディーズの解散コンサートも手がけました。
でもひょんな巡りあわせで、深作欣二監督の『魔界転生』の撮影にかかわり、
以来監督の手がける作品とのお付き合いが始まりました。

　ご存知の方はごく少数ですが、
あの『蒲田行進曲』 のオープニングで屋根の上から長〜いマイクを差し出しているのは、
何を隠そうこの私です。（しかも、このシーンは監督のご指名で実現したのです）。

様々な事を教えていただきましたが、
“やり直せる”ということがどうも納得できず、
再びステージの世界に戻って参りました。